学びを結果に結びつけるためにすべきこと
たかたろうです。
最近、資格取得の勉強をしている最中ですが、よい参考書や問題集がないか立ち寄った本屋さんで偶然気になる本を見つけました。
自分の本棚にある本を手にとって、何が書いてあったか、5分で説明できますか?
との問いかけに答えられない自分。
今までは、読んだ気になっていただけでした。
この本で著者が伝えたかったことは、「アウトプット」することで学習したことが定着し、自己の成長につながるということです。
聞く、読むだけの学習は、「インプット」だけであり忘れてしまう。忘れてしまったことは、学習していないことと同じであり意味がない。
では、どうすれば「インプット」したことを定着させ、利用できるようになるのか、この本ではイラストで分かりやすくそれぞれ独立した80の章でそれを具体的に解説してくれます。
話す(声に出す)、書く、行動する この3つのアクションに分類して、今すぐ始められる方法やその気持ちのあり方、実践手段が分かりやすくまとめられていて、数時間で通読しました。
この本は、大全と書いてあるとおり、さまざまなケースに役立つことを独立した章で簡潔に説明してくれているので、逆引き的にこういうときは?というような辞書的に利用することできそうです。
本の後半には、具体的にアウトプットを習慣化するためのトレーニング方法もあります。何でもそうですが、継続することは大変です。
この本を読んで、私は早速ひとつ試してみたことがあります。
読書は「インプット」です。これを一瞬で「アウトプット」に変えてくれる方法。それはマーカーで線を引く、コメントを書き込むこと。たったこれだけで、脳が活性化され、読むだけでは数ヶ月で忘れ去られることが、脳に定着するのです。
ということで、マーカーで大事なところに線を引きながらこの本を読み進めました。
大事なところというのは、自分にとって新しい気付きがあったところ。著者曰く、1冊の本に3つの気付きが得られれば大切な「宝物」を得たのと同じくらい価値があるそうです。
今までは、読書しながらマーカーを引いたり、コメントを書くことはおそらくした記憶がありません。何か、もったいないなーとか、売るときにコメントとかマーキングしていたら売れなくなちゃうなーとか、そんな理由でやっていませんでした。
でも、そもそもその本を購入した理由は、新しい知識を学びたい、得たいという欲求だったはず。
今後は、自分で購入した本には、遠慮なく「アウトプット」させていただきます。