たかたろうの米国株投資

米国株投資や日頃の気づきなどのログ

消費者信頼感指数(景気がいいね!の見える化)

 「マクロ経済がわかれば投資家としての洗練度が格段に上がる」こうおっしゃっているのは、MarketHackの広瀬隆雄さん。この言葉に触発され、毛嫌いしていた経済指標について、1つづつ勉強をしていこうと思います。今回は、そのうちの1つ、米国GDPの70%を占める個人消費に関する指標の1つをとりあげます。

ちなみに、日本のGDPに占める個人消費の割合は60%ほど。

 

ミシガン大消費者信頼感指数

消費者が景気に対してどれくらい楽観的(悲観的)なのかを指数化したものです。

 対象者にアンケートをおこない、現在の消費マインドを景況感、雇用状況、給料に関して、楽観、悲観で回答し集計したものになります。消費者が景気がよいと感じている場合、指数が数ヶ月以上連続して上昇していきます。(単月だけで判断するというよりは、指数のトレンドを見て判断するとよさそうです)

反対に、不景気になってきたと感じる人が増えてくれば、徐々に指数が低下していきます。

景気がよくなり消費者の気持ちが明るくなればなるほど、財布の紐も緩んで高価な買い物(住宅や車、高級品など)が増えてくるというわけですね。

 

 

 

  • カテゴリー個人消費
  • タイミング:景気実態より先行
  • 発表時期:毎月第2または第3金曜日頃に前月値の速報、最終金曜日に確報
  • 注目ポイント:消費者信頼感指数の中期的トレンド(数ヶ月にわたり上昇/下降しているかどうか)特に今後は、数ヶ月以上、連続して指数が悪化するようなトレンドの変化が出た場合は、リセッション(不景気)に突入したと判断すべきです。
  • 指数の意味:消費者が景気に対して楽観的か悲観的かをあらわす(上昇:楽観的、下降:悲観的)。
  • ノイズ発生:天災やテロなどの発生により、一時的に悲観的になり指数がダウンすることもある。
  • 投資アクション:

  上昇中 小売セクター、嗜好品・レジャーセクターの株を買う。

  下降中 生活必需品セクターの株を買う。 債券を買う。

 

 

 

 

 

 

 

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